スポーツ栄養士が教える「隠れ貧血」セルフチェック

スポーツ栄養士が教える「隠れ貧血」セルフチェック

バレーボール選手のための確認ポイント

 

 


 

「なんとなく不調」は見逃していませんか?

 

練習量は変わっていないのに、

・最近スタミナが続かない

・ジャンプのキレが落ちた

・集中力が途切れやすい

 

そんな感覚はありませんか?


それは単なる疲労ではなく、

鉄不足による隠れ貧血のサインかもしれません。

 


 

隠れ貧血とは?

 

一般的な健康診断では、ヘモグロビン(Hb)値をもとに貧血を判断します。


しかし、

・ヘモグロビンは正常

・体内の鉄貯蔵量が不足している

という状態が存在します。


これが「隠れ貧血」です。


特にバレーボールのようにジャンプや持久的動作を繰り返す競技では、

鉄の消耗が起こりやすいと考えられています。

 


 

セルフチェック項目

 

以下の項目にいくつ当てはまるか、確認してみてください。


□ 最近、疲れが抜けにくい

 

□ 練習後の回復が遅い

 

□ 顔色が悪いと言われたことがある

 

□ 朝起きるのがつらい

 

□ 立ちくらみがある

 

□ 集中力が続かない

 

□ 爪が割れやすい

 

□ 食事量が少ない/偏っている

 

3つ以上当てはまる場合、

栄養状態を見直すサインかもしれません。

 


 

なぜセルフチェックが重要なのか

 

隠れ貧血は、外見からは分かりにくい状態です。


しかし、競技パフォーマンスには確実に影響します。


鉄は体内で酸素を運ぶ重要な役割を担っています。

不足すると、

・持久力の低下

・回復力の低下

・トレーニング効果の減少

につながる可能性があります。

 


 

まず見直すべきポイント

 

① 食事量は十分か

 

特に成長期は、必要エネルギー量が増えます。

食事量が不足すると、鉄摂取量も不足しやすくなります。


 

② 鉄を含む食品を摂れているか

 

・赤身肉

・魚

・大豆製品

を意識的に取り入れていますか?


 

③ たんぱく質を十分に摂れているか

 

鉄の利用効率は、たんぱく質摂取量とも関係します。

 


 

自己判断だけでサプリに頼らない

 

大切なのは、

「とりあえず鉄を大量に摂る」ことではありません。


過剰摂取はリスクにもなります。


まずは食事全体を整え、

必要に応じて専門家に相談することが重要です。

 


 

私たちの考え方

 


私たちは、バレーボール選手に対して

・鉄だけに偏らない

・たんぱく質・亜鉛・ビタミンDなども含めた

総合的な栄養設計

を大切にしています。


競技力向上の前に、

まずは身体のコンディションを整えること。


それが長く戦える土台になります。

 


 

まとめ

 

隠れ貧血は、努力不足ではありません。

・疲れやすい

・調子が上がらない

 

そんなときは、自分を責める前に、

栄養状態を見直してみてください。


日々の食事と栄養設計が、

未来のパフォーマンスを支えます。


3つ以上チェックが入った方へ

まず食事全体の見直しを。鉄・たんぱく質・ビタミンDをバランスよく摂れているか確認することが大切です。気になる方は専門家への相談もご検討ください。

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